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木(き)とは、 植物の一種を指すための用語。樹(き)、樹木(じゅもく)とも言う。木本(もくほん、植物学用語)ともいう。 用材や材木のこと。「き」「木」や「樹」というのは古代から用いられてきた呼称・概念である。 現代では、「木」は高木と低木の総称である とも、木は大きさによって高木(喬木 きょうぼく)と低木(灌木 かんぼく)に区別する、とも考えられている。 「木・樹」と言って、たちき(立木)を指していることもある。また「木・樹」と言って、特に高木を指す場合もある。 現代の植物学では(素朴な言葉として用いられている「木」という語を避け、学術的な用語を用いる場合)「木本植物」という用語で呼んでおり、これは「草(草本植物)」と対比する語である。 高さは、高いものではたとえばオーストラリアのユーカリの一種や北米のセコイアオスギのように130mほどに達するものがあり、小さいものではフッキソウやヤブコウジのような例がある。 高木が集まってできた植物社会が森林であり、地球の陸地のほぼ半分は森林で占められているものの、近年は伐採(森林破壊)が進行中である。樹木が高い密度で集まっているものを密林、まばらに生育しているものを疎林と呼ぶが、基本的に樹木の生育できる気候において自然状態でまったく樹木が生育しないということは珍しく、何らかの形で樹木は生育している。ただし気候が限界を超えて寒冷であったり乾燥している場合、樹木は生育しない。 ケッペンの気候区分においては乾燥しすぎて樹木が生育しない地帯を乾燥帯、寒冷すぎて樹木が生育しない地帯を寒帯と呼び、樹木の生育する3気候(熱帯、温帯、冷帯)と区別する。ただし、これはあくまでも降雨量と気温による区分であり、乾燥帯においては外来河川やオアシスなど、降雨によらず水分を得ることのできる地点においては樹木は生育している。また、まれに樹木が発芽し十分に発育して地下の水脈に根を到達させたのちに周囲の気候が乾燥した場合、本来全く樹木が生育できる条件がないのもかかわらず樹木が存在することとなる。こうした例で最も著名なものの一つに、アフリカのテネレ砂漠に存在したテネレの木がある。この木は地球上でもっとも孤立したところに立っていた木として知られ、もっとも近い別の木から少なくとも200㎞は離れたところに立っていた。 木は古来、人間の生活・文化と密接な関係があり、洋の東西を問わず祭祀に何らかのかかわりを持っている。

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